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マスク生活で気づいたら顔が太った!?その原因と対策法を解説!

マスク生活も制限がなくなり、脱マスクの方が増えてきました。

しかし、いざマスクを外すとなるとかなり勇気いりますよね。

顔の大きさやたるみ気になりませんか?

ここでは、ここ数年マスクをしてお顔を半分見せていなかった影響

を見直し、小顔に戻す方法を説明していきます。

顔が太った! 原因その①スマホ

顔が大きくなる原因の一つとして、まずスマホがあげられます。
私たちの生活から切っても切り離せないアイテムであるスマホ。
そのスマホがなぜ顔の大きさに影響を及ぼすのでしょうか?

まず、スマホを使う時の首の角度に問題があります。
スマホ首やストレートネックという言葉を聞いたことがありませんか?

人間の首の骨は7つの骨で構成されています。
頸椎と呼ばれるこの骨は、横から見るとカーブを描いているのが正常で、その上に頭が乗っかっています。
人の頭の重さは約4~6㎏。重たいですね。
本来は頸椎がカーブしているおかげで、その重さを分散させ、様々な衝撃を緩和してくれます。
しかしスマホやデスクワークの作業が長時間続くと、自然と下を向く動作が長くなります。
頭を15度前に傾けた時に首にかかる負担は約12㎏。下を向く角度によってさらに負担が加わります。
その負担の影響でカーブしていた頸椎がまっすぐになってしまう。

さらにずっと手元に集中しているから姿勢は猫背になり、首こり肩こり背中こりが起こります。
これが悪化すると巻き肩と言って、肩が内に入り、さらに姿勢の悪化が進みます。
巻き肩になると鎖骨周辺から首の前側も凝り固まってしまいます。

そうなるとリンパの流れが悪くなり、血流の低下、むくみや冷えの原因となるのです。
むくみが進むと前から見た時に首から胸まで引っ張られた状態になります。
首は太く短くなったようにさえ見え、お顔は大きくなっていきます。
首の角度ひとつでここまでお顔に影響があるのです。

スマホ依存の方は首の角度に注意し、正しい姿勢を保つことが大切です。
まずは意識することから始めましょう!

顔が太った! 原因その②マスク

コロナ渦で余儀なくされていたマスク。
本当に息苦しく、表情が見えずやっかいでしたが、自分や周りの人をを守るために必要なアイテムでした。

ところがこのマスク、実は表情筋を動かせず固定させるのに一役買っていました。
お顔には表情筋と言って、笑ったり・怒ったり・泣いたりすましたりといろんな表情をする時に使う筋肉があります。
皆さん、普段人と会って話すとき、ずっと無表情なことって少ないですよね。

しかしマスクをしていた時はどうでしょう?
マスクがずれてしまうから、お化粧が崩れてしまうから、どうせ見えないから…
結果、いつもよりも表情が少なくなり、その影響で筋肉は凝り固まってしまいます。
お顔の筋肉も体の筋肉と同じ。使わないと衰えてしまいます。
そうして表情筋が正しく使えない状態が続いていくうちに、お顔の筋肉が衰え、口角やフェイスラインのたるみに繋がるのです。

〇口呼吸になっている

マスクがない場合では大抵の方は鼻で呼吸されていると思います。
しかしマスクをすると、どうしても布や不織布が口元を覆う形になります。
薄布一枚とはいえ、口を覆われると大きく楽な呼吸がしづらくなりますよね。
すると息苦しさからたくさん酸素を取り入れやすいこともあって、口呼吸になってしまいがちです。

鼻呼吸では鼻毛や鼻の粘膜がフィルターの役割をしてウイルスや細菌が肺に届く前にガードしてくれます。
残念ながらその機能は口にはなく、口から取り入れた空気はウイルスや細菌なども一緒に肺に届けられてしまいます。
そういった理由から、口呼吸は感染を招きやすくなるのです!
他にも口内を空気が通ることで乾燥しやすくなり、そういった点も感染の一助となります。

もちろん感染面だけでなく、美容面でも影響があります。
舌や口の筋肉が低下することで、舌が正しい位置から離れて歯並びやかみ合わせが悪くなる、それらの影響で顔にゆがみが生じ左右アンバランスな顔、大きな顔、二重顎などの原因にも繋がります。

〇マスクによる安心感

マスクのメリット、デメリットは様々ありますが、何よりも顔が隠れることの安心感ってありますよね。

マスク美人なんていう言葉がある程に、顔の下半分が隠れるといつもよりちょっと綺麗に見えたり…
メイクも適当で済ませることができるし、表情が見えにくいので気持ちを読み取られにくい。

同時に蒸れや摩擦による肌荒れも起こりがちですが、それすらもマスクで隠せてしまう。
そうした安心感やちょっとした油断が顔のむくみやたるみを招いてしまうのかもしれませんね。

顔が太った時の対処法①エクササイズ

じゃあ顔が太ったらどうしたらいいの?
原因が分かったから、あとは対処法が知りたいですよね。
ここでは顔が太ったときに効果的な対処法をアドバイスをさせて頂きます。

〇首のストレッチをする

肩や首のこりは顔周りの筋肉にまで影響して、表情筋も硬くしてしまいます。
首の動きが悪くなると表情筋の衰えが進み、たるみやしわの原因に。
口角が下がった不満気な顔になってしまいます。

そこで毎日の首のストレッチ!

ゆっくり呼吸することが大切です。
力は入れすぎなくて大丈夫!しっかり伸ばすことを意識してくださいね。

◇首の横のストレッチ(首の両脇にある斜角筋にアプローチ)
首をゆっくり真横に倒したり斜め前に倒したりします。

◇首の前のストレッチ(広頚筋という首の前にある大きな筋肉、胸鎖乳突筋も一緒にストレッチ)
胸の真ん中で手を重ねて交差します。
手は下に引き、首は上を向きます。上と下で引っ張り合いっこ
同じ動作で斜め向きもやってみましょう。

◇左右の肩先に向かって顎先を横に向けましょう
胸鎖乳突筋 横にグイっと向いたときに縦に走る大きくつかめる筋肉
首を曲げ回転させる働きをもちます。
ここをうまくストレッチして伸ばしてあげるとフェイスラインが綺麗になりリフトアップします。

◇後頭部を両手でもって下を向きましょう
首の後ろ側にある後頭下筋群のストレッチがとても効果的です。
首コリや肩こりがすっきりします。

全て無理のないように気持ちよく伸びる感覚を感じましょう。
ストレッチは10秒以上を心がけ、しっかり伸ばしてみましょう。

〇顔のツボ押しをする

ツボの刺激は自律神経に働きかけ活性化します。
神経を通して脳に届きます。

おススメの小顔のツボは
◇天窓(てんそう)のツボ
顔や頭の血流を良くして、いやなむくみを改善してくれます。
横にギュッと向いたときに縦に走る大きな筋肉、胸鎖乳突筋の下側の後ろを押してください。

◇四白のツボ
黒目の増したと小鼻の横ラインを結ぶ、ちょっとく
耳たぶの後ろのくぼみ
目の周りのむくみをとってくれます

これらのツボをプッシュ!痛気持ち良い圧でプッシュ!
でも摩擦は肌荒れのもと。押す時にこすらないように気を付けてくださいね!

顔が太った時の対処法②呼吸を整える

先にもご説明しましたが、マスクをした状態では呼吸がし辛く、呼吸自体が浅くなっています。
そうなると十分に酸素が取り込めず、血流が悪くなって冷えやむくみを引き起こします。

浅い呼吸の改善の為にも、意識して深呼吸を取り入れましょう。
鼻からゆっくり吸って3秒停めてゆっくり口から吐く。
お仕事や授業の休憩時間といった隙間時間、帰宅して一息ついた時。
どの時間でも構いません。マスクを外したらゆっくりと呼吸を整えましょう。

夜寝る前の腹式呼吸や深呼吸は、睡眠の質を上げるのにも効果的ですよ!

顔が太った時の対処法③生活習慣の改善

美容、健康どちらにおいても大切なのは普段の生活習慣を整えること!
悩んでいる時はまずプロの施術や人気の化粧品など、特別なケアを取り入れたくなりますが、
そういったスペシャルケアもやはり普段からお身体を整えてこそ輝きます。

しかしいきなり生活をガラッと変えるのは難しいもの。
まずは小さなことから意識していきましょう。


〇姿勢を正す、同じ姿勢を長時間続けない
・立ち姿勢も座り姿勢もみぞおちが下がらないように
・バストの上が天井を向いた姿勢を保つ
・腰に無駄な力を入れず、肩の力を抜いて自然に下げる
・デスクワーク等長時間同じ姿勢が続く時は適度な休みをとりましょう

〇塩分の摂りすぎに注意しましょう
 塩分の摂り過ぎはむくみのもと!
 今の時期は熱中症予防に積極的に摂られる方も多いかもしれませんが、摂取量には注意が必要。

〇冷えに気を付ける
・冷房の設定温度に注意!体を触ると冷たくなっていませんか?
 職場や学校など、設定を自由にできないときはひざ掛けやカーディガンを取り入れて。
・入浴の時は湯船にしっかり浸かりましょう
 シャワーだけでは十分に体を温めるのは難しいです。
 湯船にお湯を張るのが難しい方はバケツにお湯を溜めて足を浸ける、足浴を試してみてください。

〇ストレッチをしよう
・ストレッチは筋肉の緊張をとり、心も体もリラックスさせます。
 特にお風呂上りは体が温まって筋肉が解れやすいのでおすすめですよ。

顔が太った時の対処法④マッサージ

生活習慣の改善が大切とは言っても、効果が出るまでには少し時間がかかるもの。
明日遊びに行くのに!大切な用事があるのに!なんて、すぐに効果が欲しい時もあるかと思います。
そんなときはマッサージをしてみましょう。軽くお顔を解すだけでもすっきりとして見えるものですよ。

〇ポイント〇
マッサージは特別な時だけでなく、できるだけ日頃から続けていきましょう。
続けていくことで、初めは固くてゴリゴリ音がしていた場所が少しづつ解れてきます。
そうなると小顔効果だけでなく、お顔自体が軽くて動かしやすくなりますよ!

〇ヘッドマッサージをする

お顔のマッサージも大事ですが、実は頭のマッサージもとっても大切!
頭とお顔は一枚の皮で繋がっていて、このふたつはほぼ同じ状態です。
お顔がたるむということは、すなわち頭皮にもむくみやコリの影響が出ているということ。
お顔と隣り合っている頭皮を解すことで、お顔も同時にすっきりします。

一番のおすすめはサロンでヘッドマッサージを定期的に受けること!

プロの手で本格的な頭のマッサージがおススメです。
そうは言っても忙しくてサロンに行けないなぁという方には、セルフマッサージをおすすめします。
セルフマッサージの方法は当ブログの過去ログにも掲載しているので、是非参考になさってください!

〇首筋のマッサージ

基礎化粧品でのお手入れ中がすべりやすくやりやすいでしょう。
鎖骨の上のくぼみを肩先から中央にかけて密着させてさする。
鎖骨の下を肩先に向かってさする+プッシュ
4本の指を密着させて耳下から鎖骨に向かって首筋を数回摩る。
左右行う。

毎日のセルフケアに取り入れて下さい。

〇鎖骨下のマッサージ

鎖骨にあるリンパ節のマッサージを行うと小顔効果スピード解決!
余分な水分や老廃物を体外へ出してくれる効果が


両鎖骨の下、空洞になっているところを中心から脇にかけて数回プッシュしさする。

毎日のセルフケアに取り入れて下さい。

〇咬筋のマッサージ

耳の下の顎の角ばったところのすぐ上にある咬筋は、食いしばりが強いとがっちりと発達します。
するとえら張りちゃんになってお顔が四角くて大きいお顔になってしまいます。
無意識に何かに集中している時とか眠っているときなど、意外と皆さん奥歯をぎゅーっと噛み絞めていたりします。

・そんな咬筋をほぐすには…
耳の下の顎の角ばったところのすぐ上を三本の指で、筋肉をとらえた状態でグルグルマッサージをする。
肌の上をくるくるこするのじゃなく、しっかり筋肉を捕まえて!

毎日のセルフケアに取り入れて下さい。

〇頬骨の下をマッサージ

頬骨の下の空洞、老廃物が溜まりやすくむくみやすいところです。

この部分のマッサージは
ほうれい線の予防にもなります。
口角もキュッと上がりやすくなる!

4本指で小鼻の横から頬骨の下の空洞を耳方面に向かってプッシュする。
毎日のセルフケアに取り入れて下さい。

まとめ

今回はマスク生活で気づいたら顔が太った!?その原因と対策法を解説!についてお伝えしました。
呼吸・ストレッチ・マッサージはもちろんとっても重要なことですが、
なにより一番大切で私が皆さんにお伝えしたいのは「お顔の筋肉を使えていないので、しっかり使ってほしい!」です。

表情筋の衰えはお顔のコリやたるみを招くだけでなく、表情を作ること自体ぎこちなくさせます。
毎日笑顔でいること、左右バランス良く噛んで食事をすること、あいうえおの発音を正しくすることなど、
普段何気なくできること小さなことから気をつけてみてください。

これから徐々に脱マスクが進んでいくかと思います。
マスク生活の前の貴方のお顔に戻り、自信を持ってマスクを外せるようになっていただけますように。